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2014年3月25日火曜日

6年生卒業

21日は、つばさの「6年生を送る会」でした。
そして、23日の蹴り納めで現6年生とは今までのように顔を合わせることはなくなります。
子どもたちの成長は喜ばしいことでもありますが、巣立っていく姿をちょっと複雑な思いで眺めていたりもします…

4月から今の6年生との時間を多く取るようになったものの、成長や変化を感じ取れるようになるまでかなりの期間を要しました。

春の全日本少年サッカー大会の予選、夏合宿、秋の会長杯とボールを失わない事を強調してきました。
特に攻撃態勢に入るタイミングについてしつこいくらいに言ってきたつもりでした。

しかし、半年過ぎても同じ事の繰り返し…
自分の伝える力の無さに自信を無くしていたりもしました。

徐々に変わってきたのは年末を向かえた頃からでした。
わかみや、KFCとの練習試合、杉並FC招待、JCN杯1・2回戦、光和杯と試合をこなしていく中で、少しずつ良い方向に向かってきました。

やみくもにゴール方向に突進するのではなく、チームでボールを保持しながら「ココ!」というタイミングでタテに仕掛ける。
そんなイメージが全員に浸透してきた手応えをようやく感じ始めました。

そんな状態で迎えたAチーム(と言っても実力均等2チーム分けの1チーム)が最後の公式戦に臨みました。
狭いグランドで11人制という事もありますが、思っていたようなサッカーは出来ませんでした。

この子達は、もっと良いサッカーが出来るんだよ!と撮影に来ているテレビカメラに向かってアピールしたいくらいでしたが、結果はしっかりと受け止めなければいけません。
残りの期間で、少しでも良い方向に持っていくこと。
そして、自分の足りない部分をしっかりと見つめ直すこと。

22日、東久留米で最後に試合をするチャンスをもらいました。
最初の2試合は、あまり良いリズムでプレーする事は出来ませんでしたが、3試合目からは良いイメージを持ちながらサッカーが出来たと思います。

でも、もっと改善することはあります。
もっと伝えたいこともあります。
冒頭でも書きましたが、この状態で中学に送り出すのはちょっと複雑な心境になってしまいます。
本当はもうちょっと見ていたいけど、子どもたちは成長し、巣立っていくものです。

中学、高校ではちょっと違うカラーのチームに属するかもしれません。
どんなチームに行っても対応出来るよう、つばさでは技術面でもメンタル面でも基礎工事を集中して行ってきたつもりです。
ここからの味付けは、上の年代のチームに託すことになります。
あとは一人ひとりの頑張りを期待するだけです。

サッカーを続ける子も、別の道を選ぶ子も、つばさで感じ取った何かをエネルギーにして突き進んでくれたら嬉しいです。

楽しい1年間でした。
またな!!

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