ページビューの合計

2011年9月11日日曜日

さわやか杯予選リーグ

なぜだか急遽11人制の試合となった「さわやか杯」。
学校公開も重なり、総員10名の6年生に助っ人の5年生を加え、最後のブロック大会を闘ってきました。

初戦:向原シャークス
どちらかといえば、おとなしめの子が多く、これまでの試合でもファイトすることが少ない学年でした。
しかし、この試合に関していうと、助っ人の5年生も含めて、全員が闘争心を出していました。
身体を張ってディフェンスしていたのはもちろんのこと、40分間集中を切らすこと無くサッカーをしていました。

想像するに、充実した楽しい試合だったのでは無いでしょうか?
このような精神状態でサッカーと向き合えば、試合では力を発揮できるでしょう。
また、練習もこのような姿勢で臨んでいれば、グングン上達してしまうことでしょう。
現状では、まだまだムラがあるのが残念ですが、やれば出来るというところでしょうか。

問題は、サッカーの技術面であったり、アイディア面です。
ボールをしっかりとコントロール(止める・運ぶ)できないプレーが非常に目立ちました。
ボールが足元に収まらないことには、顔を上げて周囲の状況を把握することが出来ません。
それは、何にもアイディアが生まれないという事です。
もちろん、ボールを受ける前から周囲の状況を把握しておくことは必要です。
ですが、ボールを持った時に、いかに視野を広く持ち、多くの情報を取り込む事ができるかどうかが大切です。

その影響からでしょうか、スペースを見つけること、使うことがまったくといっていいほど出来ていませんでした。
あれほど、身体を張って集中力を保って試合をしていたのですから、そこで上手くスペースを使うしたたかさが加われば、鬼に金棒です。
ボールを収める→スペースを見つける(使う)という流れを身につけることが最大の課題です。

2戦目:桜川
5年と低学年の練習で観戦せず。

最終戦:プログレット
初戦に比べると、楽にボールを奪い、持てることが出来た試合でした。
しかし、その為か闘う姿勢は、初戦よりは…

楽にボールを持ててはいたのだが、だからこそ(?)変な「色気」を出してしまい、強引にボールを運ぶ場面が目立ちました。
初戦は、周囲を見れずに、スペースを使えず。
この試合は、スペースを使うことよりも、目の前の敵と戦うことを選び自滅…
どちらにしろ、チームとして攻撃のリズムを変えたり、攻撃方向を変えたりといった「駆け引き」が見られませんでした。

頑張ること、闘うことは大切です。
しかし、それは全員が常に持っていなければいけないというレベルのものです。
どんなにテクニックがあっても、闘えない選手はいりません。
でも、闘争心だけなら、サッカー選手では無く、格闘家を連れてきた方が良いかもしれません。
サッカー選手にしか出来ないプレーをたくさん見せる事が出来るようになりましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿