ページビューの合計

2009年5月9日土曜日

5年生ブロック大会

6年生に続き、GW中に5年生もブロック大会に突入しました。
ブロック大会は選手枠の関係もあり、全員が試合に出られないのですが、仮に全員が試合に出られる人数であっても、試合に出られる子、出られない子を作為的に作り出すという、単なる試合ではないという意味合いも含まれています。
今回は、リフティングとその他の要素を総合的に考えてメンバーを組みました。

リフティングに関しては、ここ1ヶ月の間で100回オーバーの子ども達が増えてきたのは嬉しい事ですが、厳しい言い方をすると「今頃かよ…」という気もします。
リフティングの100回越えに才能は必要ありません。
ボールをどれだけ触ったかどうかです。
それが回数として現れるだけなのです。
もちろん、回数の増え方に個人差はあります。
しかし、真剣にボールを向き合う時間を作れば、100回を越える事は難しい事ではありません。
たまに、こんな事を聞かれます。
「上手くできなんだけど、どうすれば上手くできるかな?」
リフティングに限らず、練習方法に特効薬はありません。
もちろん、コツというか理屈というか、知っておいた方が良いというレベルのモノはあります。
リフティングに関していえば、「リズム」「ボールの中心」「足のミートポイント」等々…
とはいっても、こういった事は繰り返しボールを触っていく中で、自分で掴んでいくモノです。
そして、そうする事で他のモノに応用する事が出来るようになるのです。
よく「リフティングが出来ても、試合中にはリフティングをするような場面はないから意味がない。」という様な事を言う人がいます。
それはある意味(試合中にリフティングする場面は『ほとんど』無い)では正解かもしれませんが、リフティングで得られるのはリフティングが上手くなるだけではありません。
リフティングとドリブル、トラップ、キックなどの要素は、お互いに切っても切れない関係なのです。
リフティングの回数が増えてくると、トラップやキックが上手くなってきたり、ボールを持った時のバランスが良くなってくるのは、当然の事です。
また、上達度が「回数」として目に見える形で分かるので、自信にもなります。
そして、この自信がとても大切なのです。
また、「練習すれば上手くなる!」という事を実感できる事は非常に大きな財産にもなります。
今回、リフティングで100回を越えていないのにもかかわらず、試合に出した子が2人います。(そのうちの1人は2試合目までに100回を越えました)
その理由は、子ども達全員の前でも説明しました。
こちらの期待の現れでもあり、コーチが何を要求しているのかのメッセージでもあります。
子ども達全員に発したメッセージのつもりですので、これからの変化に期待したいと思います。
さて、試合の方は3試合ともに「う~ん…」という感じでした。
その理由は、ボールに対して「奪ってやる!」「やらせないぞ!」という「気持ち」「プライド」が感じられなかった点。
そして、ゴールに向かう姿勢が足りなかったという2点です。
もっとイケイケなカラーの学年だと思っていただけに、「あれ?」と感じつつも、コーチとしての舵取りにミスがあったのかもしれません。
サッカーはプレーする方も、コーチする方も難しいモノです…

0 件のコメント:

コメントを投稿