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2005年4月24日日曜日

中野区春季大会・3年生

さて、実はこのホームページのメインと思われている「ひとり言」ですが、自分としてはどうも同じような事ばかり書いているようで、少々マンネリ気味でした。
もともと、自分の考えを保護者会に出席出来ない人達に伝えるという意味ではじめたモノですが、あらかた自分の考えは書いたような気もします。
しかしながら、「読む側からしたら、やっぱり違う」というO谷さんの意見や、M田さんやH口コーチなどの東京から離れてしまった人からすれば、つばさの状況を知る唯一の手段であるという意見を聞き、「そりゃそうだな!」と思い直しました。
卒業生や、その保護者の方々にも情報を提供するという事も、このホームページを立ち上げた理由のひとつでした…
ということで、同じような内容になるかもしれませんが、今年もやります。

まずは、だいぶ古い話になってしまいましたが、3年生の初の11人制サッカーとなる、春の区大会です。
自分としては、この年代ではポジションも全く決めないし、特にサッカーコーチらしいアドバイスもしません。
というのも、別に「サッカー」という形にこだわらなくてイイと持っている年代だからです。
ですから、低学年に言っている事はいつも同じです。
「ガンバレ!」と「うまく!」です。

「ガンバレ!」というのは、特にディフェンス時に相手ボールに最後まで食らいつく事です。
「うまく!」というのは、ボールをバカ蹴りするのではなく、ドリブルを中心にテクニックを見せようという事です。
さらに、そのドリブルもコースを考えようという事を要求はしていますが、なかなか上手くはいきません。

さて、今回の3年生(Bチーム)の試合、1-3で負けはしましたが、「悪くはなかった」試合だったと思います。
理由は2つ。

ひとつは、満点とはいかないまでも、相手ボールに対してよくプレッシャーを掛けていた事。
特に後半は、相手に大きなクリアをほとんどさせなかったと記憶しています。
このような地道なプレーには、「華麗」とか「美しさ」、「意外性」「創造性」という面からは大きくかけ離れていますが、これらのプレーもサッカーには必要不可欠だと思います。
これだけだと困りますが、これがないと試合に勝てないどころか、選手個人としての成長も望めないでしょう。
むしろ、こういった部分は「技術」が劣る選手でもチームに貢献出来るという点で、全員が「やれる」プレーだと思います。

もう一つは、コーチが教えてもいない「パス」を少しではあるが効果的に使っていた事。
「パス」を出す、受けるという事は、精神的に「大人」になりつつあるという事だと思っています。
「子ども」は、我が強いモノだと考えているので、「パス」は貰いたいけど、「パス」を出す(ボールを味方とはいえ人に渡す)事には抵抗がある…というか、そうあって欲しいという自分の願望なのかもしれません。
それに、パスを出すためには、周囲の状況を「見て」おかなければなりません。
「ドリブル」をしながら周囲を見るという必要があります。
しかし、「子ども」はゴールしか目に入っていません。
だから、ドリブルのコース取りも直線的になってしまうのです。

また、受ける側にしても、全員が注目している(非常に魅力的な)ボールからは少し距離を置いてポジションを取らなければ、パスを貰う意味がありません。

この日の試合では、どこまで意識していたか分かりませんが、1本の「パス」で密集を脱する場面が何回か見られました。
3年生は自分が考えているよりも「大人」なのかもしれません。

もちろん、問題点もありました。
キーパーと1対1の場面を2回も作りながら、共に得点に結びつけられなかった事。
ボールを持った時に「余裕」を感じる事が出来ない事など…

とはいっても、今後の事を考えると、ちょっと期待させるという意味で「悪くはなかった」試合だったと思います。
総勢25名で2チーム登録という事で、春の大会では試合経験も増えると思います。
試合を経験する中で、色々な事を感じていってほしいと思います。

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