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2003年6月15日日曜日

中野区春季大会・2年生

2年生の区大会、第2戦目です。
2年生大会は8人制で行われますが、現在の2年生は17名…
そうです、仮に全員が出席した場合は、誰かが出れないという、4年生と同じ悩みを抱えているのです。
今回は、たまたま1人欠席したため、前半と後半でメンバーをすべて入れ替えての戦いとなりました。(この戦い方も問題アリですが…)
子ども達(応援の親も?)は物足りなかったかもしれません…
秋の大会は4年生同様に、2チームエントリーにした方が良さそうですね。

さて、今日は試合前のアップの時間を使い、ゴール前で「ゴールエリア」と「ペナルティエリア」の違いを伝授。
また、キーパーがボールをとった後、どの様に処理するかを簡単に説明しました。
本来、こんな事は自然に覚えていく事だと思うのですが、前回の試合での反省という意味も込めて…
というよりも、2年生の試合では、あまりルールに拘らないでサッカーを楽しませたい気がします。
「オフサイド」とか「ファールスロー」とか「バックパス」とか…そんな事(そんな事なんて言ったら怒られてしまうかもしれませんが)に気を取られずに、ボールだけを追い回して欲しいものです。

ゲームの方は、2-3で負けました。
今回の相手は、前回よりも手強かったです。
身体の大きな子が2~3人いて、またその子達がスピードにのったドリブルをしてきて、うちの選手達を置き去りにしていました。
相手チームのコーチは、さかんに「テクニック!」「ドリブル!」と指示を出していたので、でかくて早いだけの選手にはならないのではないかと思いますので、今後も小鳩には苦労しそうです。

さて、つばさの得点は2点とも良いプレーでした。
1点目は、柊が相手のボールをしつこく追いかけて、ハーフウエイライン上でボールを奪い、そのままドリブルでゴール前へ…
相手のディフェンスが後から取りに来た所で足がかかり、転倒…そしてPKを獲得。
だれが蹴るのかは、ベンチから指示を出さずに、まるで第三者のようにドキドキしながら見ていると、倒された柊が当たり前のようにそのままボールをおいて、キックの準備。
ファールをされた選手が蹴るものだと思っているのかどうかは分かりませんが、だれも「オレが蹴る!」とは言わなかったようでしたが…
2年生が蹴るとなると、ゴールが非常に遠くに感じられ、柊のキックがゴールまで届くかどうか心配でしたが、左隅にキレイに決めてくれました。(フーッ、良かった…)
2点目は、1-3とリードを許し、残り時間も3分ほどになった頃、ゴールエリアの左後ろ辺りで悠吾がボールを持ったのですが、目の前には敵選手の集団…
しかも、ボールが外に流れていたので、そのままシュートを打つとしても左足を使うことになるため、良いシュートは望めない状況でした。
そこで、かるいキックフェイントから中に切り返し、ゴール前を横断するようにゴール正面のスペースまでドリブルし、シュートコースが空いた瞬間に、右足を一振り!キレイなゴールが決まりました。
ここで、チーム(応援席?)が活気づき、もう1点を期待できる雰囲気ではあったのですが、残念ながら、このまま試合終了…

この2点は、そのまま2年生の目指すサッカーが形に表れたのではないかと思います。
ハーフタイムでも子ども達に「とにかくあきらめないで、最後までボールを追いかけろ!」と言いました。
柊のゴールはその中から生まれたものだし、相手のチャンスの芽をことごとく潰していた拓海の身体を張ったプレーも見事でした。
そして、相手の状況を見て、がむしゃらにシュートをしたり、タテへのドリブルをするのではなく、空いたスペースへドリブル(スペースをうまく使う)をする。
悠吾のゴールは、そんなプレーから生まれたものでした。

もちろん、課題も沢山ありますが、試合での良いイメージを大切に、次の練習や試合につなげられるように、子ども達と共に頑張っていきたいと思います。

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