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2002年12月8日日曜日

会長杯・5年生・準決勝

無失点での優勝!
とてもよく頑張ったと思います。
しかしながら、「勝って兜の緒を締めよ!」あえて、今後の課題を提言したいと思います。

前回の4年生の試合の時にも書いたのですが、「攻撃時にしっかりと味方にボールを繋げる」という点では、まだまだです。
私の考える課題は3つあります。

まず、ボールがしっかり足元に収まらない。簡単に言うと、トラップが上手くできていない。
ボールが足元に収まらないと、顔が上がらない。したがって、周囲の状況を的確につかめない。結果、ミスが増えてしまうという事になります。
実際、今日の試合でボールを持った時に、味方にボールをつないだ(もしくはシュート・センタリングなどで攻撃を終えた)回数よりも、相手に取られた(もしくはパスミス・トラップミスなどでボールがラインを割った)回数の方が多い選手がほとんどだと思います。
もちろん、キックミスやトラップミスなどの技術的な事が原因である事もありましたが、判断ミスがかなりの比重を占めていたように思います。

もう1つは、ボールの置き所が悪いという事です。
トラップする時、ドリブルする時、キック(シュート)する時…
相手から遠い足でボールを持つという事は、練習中何度も言っているので、言われれば「あぁ、そうだな…」と思うかもしれませんが、実際にプレーに出るように、もっと強く意識する事です。
最初は、常に気を付けながらでないと、プレーに表れないかもしれませんが、それを続ける事で、無意識に出来るようになります。

最後は、プレースピードについてです。
サッカーで大切なのは、頭を使う事です!
相手との駆け引きを楽しむ事です!
グランド全体を頭の中に入れて、どこにボールを動かせばチームにとって有利になるか、相手がイヤがるかを考える事です!
そのためには、(ボールを持っている時も、ボールを持っていない時も)周囲の状況を見る事は最低限必要です。
更に言えば、ボールを持った時に精神的・時間的に余裕がないといけません。
ちょっと足を止めて、スピードを落としてみよう!
ほら、周りもちょっと見れるようになったでしょう?
相手の動きも見えて、ウラをとろうというアイディアも浮かんできたんじゃないか?
何より、技術的なミスが減るでしょう!
…スピードを落としたら、取られるんじゃないか?
それは、遠い足で持っていないから!
それは、ボールの動きを止めているから!(ゆっくりでイイから、敵から離れるようにドリブルしながら周りを見る)
スピードに頼る選手は、上手くならないぞ!

つばさには、色々なレベルの選手がいます。
全員に(技術面で)同じ事を要求するつもりはありません。
ただ、現状に満足せずに、常に向上心を持って練習・試合に臨んでもらいたいと思います。
課題は3つ、自分の出来る事から克服していこう!

1・まずは、ボールをしっかり止める(トラップ)
2・常に相手から遠い足でボールをコントロールする
(近い足、身体でブロックすることも考えるとなお良い)
3・周りを「見る!」「考える!」そのため、ちょっとスピードを落とす

がんばれつばさ!

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